マリンスポーツを楽しむなら“離島”へ渡ろう

沖縄県はきれいな海に囲まれている島。どこに行っても青い海が身近にあって、マリンスポーツも盛んな場所です。
本島にもマリンスポーツが楽しめるキレイなビーチはたくさんありますが、ダイビングやシュノーケリングなどを思い切り楽しむなら、より透明度の高い海がマスト!そこでオススメなのが離島の海です。

沖縄県の離島とは

離島とは沖縄本島とは別にある沖縄県の島々。
沖縄県は実に160もの島(うち有人島は47個)から成り立っており、大きな離島といえば西表島や石垣島などが有名で観光地としても人気があります。

石垣島などは本州からの直行便があったり宿泊施設も充実しているので、あちこち動かずに石垣島で数日過ごすという旅行者も多くなっています。

オススメの離島BEST3

ここからは筆者の独断と偏見によるオススメの離島について紹介していきます。

3位・座間味島

座間味島の場所:慶良間諸島のほぼ中央に位置する離島。
座間味島の特徴:慶良間ブルー、ウミガメと泳げるビーチがある
座間味島の人口:約600人

沖縄のキレイな海を象徴する慶良間ブルーを体験できる慶良間諸島の真ん中にある座間味島はまさにそんな慶良間ブルーのど真ん中を味わうことができる島。そのキレイな海を求めて多くの動物と触れ合うことができる島でもあります。

魅力①国立公園に指定されている豊かな自然

2014年、座間味島が属する慶良間諸島がその自然を保護するため国立公園に指定されました。
その大自然を一望できる展望台もいくつかあるので、豊かな自然をゆっくり眺めたいという人にもオススメです。

魅力②ウミガメに会えるビーチ


座間味島の海は慶良間ブルーと言われるとてもキレイな海が人気で、ウミガメが訪れる海としても有名です。座間味島にある阿真ビーチなどでは人馴れしているウミガメと高確率で遭遇できることもあって、産卵期には多くの観光客が訪れています。

2位・久米島

久米島の場所:沖縄本島から西に約100km、東シナ海に浮かぶ島。
久米島の特徴:沖縄県内で5番目に大きい島。
久米島の人口:約7600人

沖縄本島周辺の島々“沖縄諸島”の中で最も西に位置している久米島。本土からの直行便も出ており比較的アクセスしやすい離島です。

魅力①はての浜

久米島といえば有名なのが「はての浜」という砂浜だけの島。琉球列島で最も美しいとされた海に浮かぶ3つの無人島(「メーヌ浜」「ナカノ浜」「ハティヌ浜」)からなるビーチに降り立つと、この世のものとは思えない美しい光景が広がります。久米島を訪れる人の多くがこのはての浜に降り立つことを目的としているくらい人気の観光地です。
シュノーケリングなどのマリンスポーツも楽しむことができるので、久米島に行く際はぜひはての浜へのツアーを申し込んでおくと良いでしょう。

魅力②車海老の生産量日本一!


久米島のキレイなエメラルドブルーの海や温かい気候を活かして育てられた車海老。島内にはそんな車海老を美味しくいただけるお店もたくさんあります。
久米島の海洋深層水を使って育てられたエビは甘みが強くてプリプリした食感が絶品。ぜひ味わってみてください。

1位・津堅島

津堅島の場所:うるま市 勝連半島の南東約4㎞の沖合にある離島
津堅島の特徴:キャロットアイランド、沖縄のマリンスポーツの穴場
津堅島の人口:約400人

第一位は『津堅島』。
観光地化はほとんど進んでいませんが、実は知る人ぞ知る穴場のダイビングスポットとして、地元沖縄の方やマリンスポーツを旅行の目的としている人にはファンも多い島です。
島で育てられているニンジンは「津堅ニンジン」としてブランド化もされており、沖縄県内のホテルやレストランで重宝されるほど甘くて美味しいと人気があり、島自体もキャロットアイランドと呼ばれるほどニンジンを推しています。

魅力①のびのび遊べるビーチ

沖縄で人気の海は観光客だらけでぎゅうぎゅう!ということもあるんですが、津堅島のビーチはあまり混んでおらず広々と過ごせます。なのにマリンスポーツやアクティビティは様々な種類のものが用意されていて十分楽しめるので、本当は紹介したくないくらいの穴場スポットなんです。
人が少ないからこそ海が荒れていなくて綺麗!というのも津堅島の海の特徴。とてもキレイで透明度が高い海でダイビングやシュノーケリングをすれば最高の癒やし体験になるはず。

魅力②本島から最短15分で行ける!

津堅島は平敷屋港から出ている高速船を使えば15分でたどり着くことができる本島からとても近い島。フェリー(所要時間30分)と合わせて一日5便出ているので、朝行って夕方に帰ってくることもできます。本島から近いから地元沖縄の人がフラッと日帰りで釣りをしに行く、なんてことも多いようです。

魅力③インスタ映えも狙える!


旅行に訪れたら思い出を写真に収めたい、むしろ写真を撮ることが目的!という人も多いですよね。海で写真や動画を撮りたいという人もいると思いますが、人が多いビーチは他の観光客の映り込みも多くて何かと気を使うもの。
その点、津堅島にはメインビーチであるトマイ浜の他に、あまり人が集まらないヤジリ浜や島の西側にも様々な砂浜があるので、人目を気にせず撮影を楽しむことができます。
島自体がさほど大きくないので、撮影がてらぶらっとサイクリングするのもオススメですよ!(自転車は港にあるあずま商店さんでレンタルできます)

津堅島は「観光地」としてはやや物足りない?

沖縄というと「観光業がとても盛ん」という印象を持つ方も多いかと思いますが、津堅島はニンジンの栽培やもずくの養殖・漁が主な産業で、観光業を生業としている人が少ない島です。なので観光地として過ごしやすいかと言われると必ずしもそういうわけではないかもしれません。正直、観光客向けの施設もあまりありません。

ですが、特にマリンスポーツを思い切り楽しみたいという人にとっては素晴らしい海が待っていますよ。道行く人の温かさに触れることもできる島です。ぜひ訪れてみてください。

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